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Takeo Ishii
Takeo Ishii
ライター、カメラマン、パフォーマー、射撃場アドバイザー、映画評論家
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2017年10月24日

ネタバレなしレビュー『ブレードランナー2049』


ブレードランナー 2049
<作品DATA>
製作総指揮:リドリー・スコット
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、ロビン・ライト、ジャレッド・レトー、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークス、カーラ・ジュリ、マッケンジー・デイヴィス、バーカッド・アブディ、デイヴ・バウティスタ
配給・宣伝:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
<公式サイト>
http://www.bladerunner2049.jp
10月27日(金)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

幸せな事に、ぼくは10.04(水)に行われた日本で最初の試写で、この数年楽しみに楽しみに楽しみに!していた本作を観ておりました。
が、敢えて今日まで一切、レビューの類は書きませんでした。

もちろんそれは、少なくともぼく発信のネタバレは一切しないようにしよう!と心に決めたからです。
なので現段階では、まだ語れない事がたくさんあるのでぼくはまだ充分に書けません。1作目同様、色々な方と議論し合いたい作品です。いま自分一人で抱えて悶々としております(笑)。

残念ながら心ない人もいて、既に様々な場所で「ネタバレ レビュー」が散見されますが、本当に楽しみたい方はあと数日なのですから情報を一切シャットアウトなさる事を強くお奨めします。

主人公の警官「K」(ライアン・ゴスリング)と、彼と同棲し行動も共にする美女ジョイ(アナ デ・アルマス)の設定からして、冒頭すぐに驚かされました。

1982年公開の1作目では2019年のロサンゼルスを舞台に人間とレプリカント(戦闘用・労働用に作られた人造人間)の争いを通じ、魂とは何か?生命とは何か?をテーマにしていましたが、30年後の2049年を描く本作ではその状況がもっと複雑、かつ混沌としております。

1作目で主役とされていたデッカード(ハリソン フォード)がその実は観客目線を代行する傍観者=語り部であり、本当に物語を動かしたのは反乱レプリカントのリーダーであるロイ バッティ(ルトガー ハウアー)や、最後はデッカードと逃避行に旅立つこちらも新型のプロトタイプレプリだったレイチェル(ショーン ヤング)でした。

本作のデッカードは1作目よりさらに深くストーリーの根幹に関わっており、非常にエモーショナルに動きます。
予告編でさんざん観ていましたが、やはりハリソン フォードがこのブラスターを手に暗闇からヌッ!と顔を出す登場シーンでは鳥肌が立ちました。

単に「追う者と追われる者」という以上のある関係性により、新旧ブレードランナー、「K」とデッカードの対面シーンには緊張感が漂います。

ロス警察の「K」の上司役には、ここ最近活躍目覚ましいロビン ライト(左)。そして前作のタイレル社に代わり2049年の未来世界を支配する大企業ウォレス社の重役にしておそらく「最新型ネクサス9+オプション全部載せ」に違いない史上最強スペックのレプリカント秘書「ラヴ」役はシルビア フークス(右)。

皆様に申し上げておきますが、この『ブレードランナ−2049』は、35年前の1作目を観ていようと未見だろうと、観終わってああスッキリした!面白かった!とすぐ思える映画でない事だけは確かです。映像には大いに目を見張りますし、(集中して観た方なら)涙を誘うシーンも幾つかあります。でもストーリーのテンポは驚くほどゆっくりじっくりとしており、途中で寝てしまう人もいるかもしれません。そして謎は謎のまま、それもかなり数多く残ります。かなりのモヤモヤを抱えたまま劇場を後にする人も多いかもしれません。

しかし、少なくともぼくにとってはこの10年あるいは15年で最も心に残る作品になりました。
ぼくは35年前、中学生の時に観て以来、あらゆるバージョンを何十回・何百回も観た1作目が未だ抱える多くの謎の答えを幾つか、この続編から得る事ができました。ただし「実はあの答えはコレだったのだぁ!」みたいな安っぽいタネ明かしはこの続編にはまるでありません。それも請け合います。

勧善懲悪ハッピーエンド。でも何も残らない。
金金カネ、興行収入が幾ら、全米No.1だからいい映画。
そんな風に作品が評価され消費されるこんな時代にあって、『ブレードランナー2049』は1億5000万ドルもの予算をかけながら安っぽい娯楽映画に堕してはいませんでした。恐らくスタッフも監督も勇気を振り絞って、我々観客の読解力・洞察力・想像力を試す=信じる作品に仕上げてくれた。
そんな気がして本当に、ぼくは嬉しかったのです。

ジャンルがまったく違う作品ですが、数年間チョー楽しみに待っていた反面、不安を煽るようなマイナスの前評判もあり、公開まで本当に心配心配心配……でも実際に出来上がった作品を観たらいやはやお美事! 恐れ入りましたっ!なこの感覚は、『007/カジノ・ロワイヤル』(2006年)以来だったような気がします。


10月27日(金)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
なお、『ブレード ランナー 2049』本編は画角1.9:1.0のIMAXカメラで撮影されているそうで、IMAXなら通常シアター比「約26%増」の映像で楽しめる、との事です。
ぼくもあと数回は観に行くと思います。

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まだまだ募集ちう! あと10人ぐらい来て!
by カズヤさん

THE PLATE MASTERS CHAMPIONSHIP
Series 2017@Easy SHOOOOOTING! 12月10日(

開催場所:Easy Shoooooting!
12:00開場 13:00競技開始〜17:00競技終了予定
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