2021年07月12日
APS Type96 LE2021練習試合に投入!
先日GETしたAPS Type 96 LE2021ウッドストック、土曜日BATON Rangeでの所沢シューティングクラブAPS練習会で撃ってきました♪
練習会参加にあたり、取り敢えずこんな感じに仕上げて行きました。
先ずはスコープの搭載ですが、マウントベースがピカティニー規格ではない20mmレールなので注意ですよ。横方向に切られたスロットの幅が狭く、ピカティニー規格のマウントリングが使えませんでした。
次にバイポッドの装着。コレは待機時間中にテーブルの上やレンジの隅に銃を置いておく際に絶対あった方が良いのです。
あとチークピースを高さ調整が瞬時に工具無しで行えるように改良。
バイポッド装着のためのスイベルスタッグを木製ストック前方に取り付けました。
でも8万円もする銃なんだから、コレ位は最初から付けといて欲しかったですね。あるいは短いの(=5スロット程度)で良いのでピカティニーレールを。
それとType96は長いボルトハンドルが横に大きく突き出しているので、
ガンケースに収納する際、一般的にはボルトを外さないとなりません。で、ボルトはそのためにすぐ外せるようになっているのですが、LE2021ウッドストックの場合チークピースを高く上げてしまうと、ボルトを取り出す際にいちいちストックとレシーバーを分解しなければなりません。或いは長いネジをいちいち廻してチークピースを外すか……なのですが、何れにしてもメンドーなのです。
なのでチークピースの取り付け方法をこのように変更しました。
「M4ネジ用の6角スペーサー」や「M5ネジ用の鬼目ナット」、「手で回せるM5のノブ付きネジ」などの材料が必要で、あとストックの穴をドリルで拡げたり新たに穴を空ける必要がありました。
う〜ん、コレも最初からこうやっておいて欲しかったですね〜。だって8万円……(笑)。
でもねでもね、イキナリBB弾(付属のグランドマスターBB弾0.29g)を込めて10mから銃を固定して撃った5発がコレ! 素晴らしい!
アウターバレルの取り付け方法の改良が功を奏したのか、今回使われているインナーバレルが当たりだったのか♪
でもコレは最初のうちだけ……という現実も、石井はコレまでの長く苦い経験で知っています。
で、銃を固定して撃つのと試合形式で撃つのでは全く別物なのです。イロイロとミスって150点代……。
ま、時間をかけてこの銃も仕上げて行きますよ。
ところでこの日のBATON Rangeは壁面に取り付けてある時計の温度表示が39℃! 昨年のうちにやっておいた「空調ファン付き射撃コート」のお陰で何とか乗り切れました♪
2021年07月02日
最速レビュー!? APS Type96 リミテッドエディション2021ウッドストック
お久しぶりです! さあ、◯◯年振りの市場投入なったライフルタイプのJASG公式認定競技銃、APS type96 リミテッドエディション2021ウッドストック、発売日の本日、予約を入れていた蔵前工房舎開店と同時にGETしましたよ!
というわけでi-phoneでの撮影になりますが、簡単なレビューをば。何しろ発売前に公開されたのは線画と文字情報だけだったというオドロキの新製品、ご購入を考えておられる皆様の参考になれば、と。
注目の木製ストックはブナ材だそうです。ステインで濃い茶色に染められ、木目もなかなか綺麗ですよ。
試しに構えてみての初印象も特に違和感はナシ♪ そして銃の長さの割には軽く感じました。
APSカップでの立射に特化し、最初からかなり下に付いているタイプのバットプレート。銀色に輝くアルミ製スライドパーツが分厚くて頼もしく、仕上げも綺麗♪ ラバー製の肩当て部分は上下に25mm可動します。これもアジャスタブルのチークピースは上から前後2箇所のネジ止めで、5mm、10mm、20mmと3種類付属するアルミスペーサーを組み合わせての高さ調整が可能です。
トリガーは基部がアルミ切削パーツ。「APS-1グランドマスター」と共用のトリガーがレール上を前後にスライドし、適正位置を出せます。これは良いです♪
アウターバレル基部とレシーバーの接続部分がマイナーチェンジされ、金属製のアダプターマウントを挟んでネジ留めする形式に。ネジ込みだった初期型、圧入だけだった前期型と比べると、理論的には一番センターが出易く微調整もラクな方法になりましたね。これは大歓迎すべき改修ですよ♪
木製ストック内部にはアルミ製のガッシリしたシャーシ。これは実銃のL96……というかアキュラシーインターナショナル社製ライフルの良いところを踏襲した仕様ですね。ノーマルのType96のストックにもこれ、たぶん入っていたのだと思います。
メッキされたアルミ製のシリンダーです。過去のAPS競技の経験上、ノズルもシリンダー本体もこれをベースに色々調整し極めて行く方法が一番精度を出せます。
マガジンは樹脂製の最新型でした。取り付けはかなりタイトです。なお、残弾ゼロになった時にストックにちょっと突き出すインジケーターはこのLE2021ウッドストックではオミットされてます。
アルミ製トリガーガードもカッコ良いです。でもあと10〜15mmほど後ろに長くしてくれたらもっと良かったのになぁ。このネジ部分を利用してフォアエンドレーサー(先台)を増築するのも良さそうです。
ところで何で今回大フンパツしてこの銃を購入したのかというと、それは自分へのご褒美です♪
6.27(日)に行われた所沢APSシューティングクラブ主催のAPSライフルクラス公式練習会に於いて、ワタクシ遂に「196点-4X」を出し、ライフルクラス/フリーサイト部門に於けるグランドマスター規定点をクリアしました! 既にハンドガンクラス/オープンサイト部門とライフルクラス/オープンサイト部門のグランドマスターバッジを獲得しているダブルグランドマスターではあったのですが、とうとう念願のトリプルグランドマスターに♪ そしてたぶんこれ史上初です! まぁ「小さな世界のハナシ」ではあるのですが……。
そう、「小さな世界」ではありますが、しかし私と仲間たちにとっては大切な大切なAPSライフルクラスの競技が今より少しでも盛り上がりますように、との願いを込めて。そしてマルゼンのスタッフの方々のお顔を見る度に出せ〜!出せ〜!と言い続けてきたライフルクラスのJASG公式認定競技銃なので、これは多少無理をしてでも買わねば! と思った次第。
さあ、これから本体をじっくりチューニングして、再来週あたりから練習会に投入してみっかな(笑)!