2022年09月24日
ライフルクラス速報!<第30回APSカップ東京本大会>
3年ぶりにAPSカップ東京本大会が開催されました!初日=9.24(土)はライフルクラス。
感染防止対策で今回から控えのデスク全てが「指定席」になっておりナンバリングがされていました。
会場が空いた時に「良い位置を先に取ろう!」と走ったりする人もなくスムーズな入場ができた印象でした。なので今後の本大会や公式戦でもこのシステムは継続した方が良いのでは?と思います。
スタッフの皆様も参加選手も慣れているせいか、弾速チェック&銃検査もスムーズに終了♪
箱出しそのままで試合に使える精密射撃ライフル「SR96」が昨2021年に発売された事もあり、多くの方々がこの銃を使っていました。
ライフルクラスでは「10mの立射」が基本となります。
ちなみにこの「ブルズアイ競技」で直径22mmの10点圏に集弾させるのはBBエアガンの性能の限界に近いのです。
標的の点数カウントはスタッフの方々がシューター立ち会いのもとで厳正に行います。
「プレート競技」の標的はブルズアイのものよりはやや大きめの小判型プレートなのですが、最後の3枚は緑色のジャマーに囲まれておりこの中だけを射抜かなければなりません。ジャマーを倒してしまうと大量失点する……というスリルと緊張感で手が震えます。
シューターが倒したプレートはスタッフの方が1ターン毎に起こしに行って下さいます。
なのでこの間シューターは必ず「ライフルのセフティをかけ銃口カバーを取り付けて」待機せねばなりませんし、またその状態でも銃口の方向には最大限の配慮をすべきでしょう。
石井は本日、第1レーンで競技を行いました。真っ赤な射撃スーツの背中に注目! そう「空調服」のファンを仕込んであるのです。お陰で暑い時期の射撃でも涼しく快適に過ごせます♪ 成績は……訊くんじゃねぇ!
今回がちょうど30回目のAPS本大会で「皆勤賞」の表彰も行われました。チバ ヨシオさん、ヨシダ タカシさん、おめでとうございます!
スコープ等の光学サイトが使えるフリーサイト部門の優勝はいつも仙台からご参加のナカツガワ ミツルさん。
本当に長いこと地道に取り組まれて来た苦労人(笑)ですが、今回ようやく大きな結果をモノにされました! ブルズアイ「98点」+プレート満射「60点」+ムーヴァー「36点」=合計「194点」で、念願のマスター昇格も果たされました。
コロナ禍によって2019〜2022年のじつに足掛け4年にも及んだ熾烈な第30期・公式戦でTOPスコアを出しグランドマスター獲得も果たされたヤマモト ヨシロウさん(左)が、ブルズアイ満射「100点」+プレート満射「60点」+ムーヴァー「36点」=合計「196点」の驚異的なスコアで優勝! また「198点」の大会記録を持つアベ アツヒコさん(右)が合計「191点」で2位とTOPお二人が190点を超えるというオープンサイト部門の超ハイレベルな戦いにも痺れました!
今大会ではチーム戦も行われました。これはどんな結果になっているのか? JASGからの発表を楽しみにしたいと思います。
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