2010年01月26日
H&K P7M8(本物)

えー、というわけで、今回G.O.S.R.コーポレートメンバーズ「♯013」に登録致しました、H&K P7M8の自慢であります(笑)。
確か先々月(2010年1月号)COMBATのP180-181掲載のヒロソガ兄の記事「アメリカガン事情vol.8」で次の1行を発見した瞬間、自然と手が動いてワタクシ、G.O.S.R.担当のGunディーラーに連絡を取ったのであります。
“近々ドイツの警察機構で制式採用されていたP7がSIGに世代交代するため。回収されたポリストレードインが安く放出されると言う噂がある。”
そしてすぐに、コイツが見つかりました! じつはディーラー氏、新品と中古、2つを見つけてくれたのですが、新品はあまりにも高い! なので迷わず中古です。だってG.O.S.R.で皆さんにも撃って頂きたいですからな。それでも結構な額でしたよ。具体的言及は避けますが、グロック17の新品が3挺買える値段でした……ううっ!

さてさて、先日1月21日(木)、遂にG.O.S.R.で感動の初対面! だけど、あれ? なんかスライドがすっげぇ、変な色(赤茶色い)! それに右側面の前方に、なんだかザックリと削った跡が……ややテンションが下がります。
で早速、H&K P7M8でググってみたら……
Chris's unofficial H&K P7 Website(クリスの非公認H&K WEBサイト)ってのがヒットしました。そしてP7M8の項目をクリックすると……
a "refurbished" law enforcement trade-in. You can tell by the milled area (upper image) where the original owner's markings were. The slide is then refinshed, but tends to come out a bit more plum colored than the black of the frame. They do tend to work just fine, have had any worn internal parts replaced.
法執行機関からのトレードインモデル。元の所有者(機関)を示すマークがスライドから削り取られている。そしてスライドは再仕上げされているが、フレームの黒より赤っぽい仕上げ色になっている。内部パーツは必要に応じて交換・修理されてから市場に出されているようだ。
との説明文と共に、私のこのガンと同じようなP7M8の写真が!
そうかぁ、法執行機関での役目を終え、化粧直しをされて。いわば「過去を清算して」、私の許にやってきたのか……と、逆にロマンを掻き立てられたのであります。

削られたこの部分には、どんな部隊のマークが入っていたのでありましょうか? GSG-9だったりする可能性も、あっちゃったりします……かね?

“P7M13はすッごく太くてアレだが、P7M8は握りやすい……”
なんて本にはケッコウ書いてあるし、ヒロ兄もそう仰っていましたが、それでも意外にグリップは太いなぁ……というのが私の印象です。そして例の「スクイズコッカー」というやつも、思いのほかバネは重かったッス。
ドロウしたぐらいでは“カチン!”となりません。ちゃんとターゲットを狙って、意識してしっかりグリッピングを作らないとダメ。安全装置としてはこの方が良いかもしれませんね。

トリガーは“ピキッ!”と鋭い感触。これはちょっと、エアガンやモデルガンでは味わえない感触でした。G.O.S.R.にはルガーP08もあって、あれもファイヤリング・ピンが直接作動する形式なのですが、それにイチバン近いのかも。実射モデルはウチの奥さんです。慣れるとスティール・プレートに“パキン! パキン!”と当てていました。
今日見本誌が届いた今月号のCOMBAT(2010年3月号)にはP156にP7M13の断面図イラストとメカ解説が出ています。いやー、嬉しいウレすぃ~♪
3月にまた行く予定なので、再会が楽しみです。
Posted by Takeo Ishii at 23:11│Comments(0)
│Shooting/海外実銃
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