石井健夫blog

さて、今回のビアンキカップ2010、TEAMイチロージャパンに支給されたアイテムのひとつをご紹介しましょう。現在プロダクションプロト約280個が販売され、各方面で大好評の「マグレット」の大型版である「ラジマグ」、通称“大マグレ”のプロトであります。射撃場では大容量マガジンパウチとして、シャバ（一般社会）では財布から手帳から携帯から何でも入る、万能パウチとして活躍してくれる快適グッズなのであります。

5月6日の渡米初日に支給されたのでまだ付き合いはたったの18日間なのですが、もう3年ぐらい使っているような心理的＆実用的フィット感。これはけっこう、凄いことであります。
私はいつも携行品が多いタイプの人間でして、この大マグレもパンパンに膨れ上がっておりますが、イチローさんやトモ兄には“石井が着けてると小さく見える。イイなぁ！”と言われてます。なんでかな？　特に今回のような海外遠征では、プライベートの財布（小遣い）、試合の期間に皆から集めて私が管理する「シューター基金」、そして妻と母から「イザという時のお金」として渡された分、3つの資金を別個に管理するわけですが、その「仕分け」もこの大マグレならばかなりスッキリこなせて重宝しています。

タクティカルペン「クナイ」をしっかり収納でき、いざとなったら1秒以内にドロゥが可能な専用ペンフォルダーも装備！　また試合中に多くのシューターから問い合わせされると思うので、即“ここにお問い合わせ下さい♪”と、宣伝・営業してあげるため、アメリカでの製造販売元TUFFプロダクツ社の名刺もしっかり収まっております。

日本の皆様は総輸入販売元であるプロスペック　ディザインからのリリースをお待ち下さい。恐らく7月ごろには製品版が完成して販売できる、との事です。


街での装着状態を「使用者目線」で見るとこんな感じです。


射撃場に着いたらプライベート財布とチューインガムは取り出して尻ポケットへ。その空スペースに実弾装填済みのマガジン8本（1ステージ48発分）を収納し、ビアンキ臨戦態勢！　つうわけです。射撃中にも全ての財産を肌身離さず持っておれる。これがイイですな。
イチロー師匠のコンセプト、じつにGOODであります。敬服いたします。

いまこっちは正午前。窓の外では真夏のような日差しが容赦なくアスファルトを焼き焦がしております。また、アメリカ南部独特の湿気で、さぞや射撃場は暑いと思います。そして我々の疲れもなかなか抜けません。

よって午前中ホテルの部屋で待機、と相成りました。
午後3時ごろ、暑さがややマシになったら練習レンジに撃ちに行くであります。