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Takeo Ishii
Takeo Ishii
ライター、カメラマン、パフォーマー、射撃場アドバイザー、映画評論家
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2012年12月04日

007 スカイフォール

007 スカイフォール
Skyfall © 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
007 スカイフォール
<作品DATA>
監督:サム・メンデス
製作:バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン
出演:ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム、ジュディ・デンチ、ベレニス・マーロウ、ナオミ・ハリス、レイフ・ファインズ、ベン・ウィショー
原題:『SKYFALL』/2012年/アメリカ・イギリス共同制作/2時間23分
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
TOHOシネマズ日劇ほかにて公開中

<STORY>
 世界各地に潜伏するMI6諜報員のリストが何者かに盗まれた。ファイル奪還作戦に参加したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)だったが、イスタンブールで敵と格闘中に被弾し行方不明となる。
 MI6の上部組織である「情報国防委員会」のマロリー(レイフ・ファインズ)は、M(ジュディ・デンチ)に引退を勧告。その直後にMI6本部が爆弾テロで壊滅。明らかにMを狙った犯行だった。
 いっぽう、辛くも一命を取り留めていたボンドは「サイバーテロがMI6を襲う」との報道でロンドンに舞い戻る。しかしMI6から課されたのは厳しい尋問と、現場復帰のための過酷なテストだった。
 やがて一連の事件の黒幕が判明。相手は元MI6諜報部員シルヴァ(ハビエル・バルデム)だった。現役当時はMが最も信頼をおく優秀な人物だったが、味方スパイ6名の保護と引き換えに身柄を敵に渡され、存在を抹消された男。いまやMI6と英国政府、そしてMへの復讐心に燃えたぎっていた。
 裏の裏まで知り尽くすシルヴァの攻撃になす術もないMI6は、政府からその存在意義さえも疑われる状況に。そして執拗に狙われるMの命。ボンドもまた大きな決断を迫られるのだった。

007 スカイフォール
Skyfall © 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.

“あなたが1年かけて敵に与えるダメージを、僕は紅茶を飲みながらパソコンで一瞬の間にできる♪”
 ボンドを揶揄し世代間ギャップを実感させるチョー若い「Q(=MI6の武器開発担当者/ベン・ウィショー)」から支給される「掌紋認証装置付きグリップ」付きのワルサーPPK/S(9mmショート)が予告編の公開時から話題になってましたが、じつはその銃はかなり早い段階で失ってしまい、結局はいつも使っているPPK(※Sじゃないやつ、たぶん7.65mm)に戻っていたような…。
 ちゅうわけで、マルゼン様、はやくPPKのガスブロお願いします。
 もちろんLEDが3つ点灯するグリップ付きのPPK/S限定品でヨロシクです。当然こっちはアウターバレル9mmショートで♪


 さて、全世界で愛される「世界最長シリーズ映画」007。1962年にショーン・コネリーが初めてボンドを演じたシリーズ第1作『007/ドクター・ノオ(Dr. No)』から数え、じつに「シリーズ生誕50周年」という記念すべき節目に公開される第23作目。それが本作『007 スカイフォール』。 監督はシリーズ史上初のアカデミー賞®受賞者サム・メンデス(『アメリカン・ビューティ』『ロード・トゥ・パーディション』)。イギリス出身で007ファン。“ボンドシリーズを知り尽くしている”と自負するだけあって、舞台出身ならではの劇的な見せ方、シリアスなムードだった前2作(『007/カジノロワイヤル』、『007/慰めの報酬』)ではあまり見られなかったイギリスらしい皮肉やユーモアもちりばめ、さらに映画シリーズで初めてボンドの幼少期にまで迫り、人間=ジェームズ・ボンドの新しいドラマを掘り下げている。
 タイトル前のアクションシーンが今回はナント「13分」に及び、イスタンブールの街をランドローバー、アウディ、ホンダCRF250Rが駆け抜け、時速50kmで鉄橋を走る列車の屋根での格闘と、冒頭から観客を作品世界に引きずり込む。主題歌に導入する部分のカッコよさにはいつもながらシビれました。
 6代目ジェームズ・ボンド=ダニエル・クレイグも貫禄の3作目。スーツはトム・フォード、腕にはオメガ・シーマスター、そして新しい銃はワルサーPPK/S。ボンドカーは『007/ゴールドフィンガー』(1964)以来のトレードマークとなったアストン・マーティンDB5。自らのルーツに戻り、過去と対峙するボンドの覚悟の象徴として「心憎い演出」で登場。演技陣にもアカデミー賞®俳優を贅沢に配置。アクションだけでなく人間ドラマも重視した、じつに見応えのある作品となっております。
 時節柄でしょうか、制作費が前作『007/慰めの報酬』の6~7割程度だったのだとか。しかしそこを逆手に取り、海外ロケやCGは少なめ。イギリス国内、ロンドンやスコットランドでの撮影を多くし、ドラマ部分を従来より厚くしたのが本作の特徴らしいです。それを補って余りある素晴らしい作品で、未見の方もいらっしゃるでしょうからストーリーに関しては一切話せないのですが、ずっとシリーズを愛していた私のような007ファンもアッと驚き、納得し、そして意外な事にクライマックスでは「泣ける」という…。
 オススメしますので観て下さいな。


ところで今作のボンド、じつはかなりコンディションが悪く、自慢だった射撃力にかなり問題を抱えております
やはり高い水準を維持するには普段からのたゆまぬ練習が必要か、と…こぢつけたトコロでお知らせだ!

12月23日(日)開催!
PLATE MASTERS CHAMPIONSHIP Yokohama PCM 13th
参加受付中です!


開催要項はこちら。

競技に関する詳細はこちら。

PMC13thエントリーフォームはこちら。


夢の特訓4 NIGHTS! 平日練習会開催!
PMCナイト練習会@ガンスミスバトンアキバ
★12月 7日(金)19:00~21:00
★12月14日(金)19:00~21:00
★12月21日(金)19:00~21:00
★12月22日(土)19:00~21:00

※時間内であれば途中からの参加や早退もOKです。
参加費は各回とも¥2,000<※女性半額¥1,000>。
事前エントリー不要、当日来て頂ければOKです。
遅くいらして少ししか撃てなかった場合はお店と相談の上、考慮します(笑)。

12.23本戦に出る予定がない方も大歓迎しますが、初心者講習の時間等は特に設けません。
基本的な銃の取り扱い、銃口意識やマナーについては厳守願います。

※注意事項
★当日は時間が許す限り複数ラウンドを行ないたいのでご協力お願いします。
★レンタル銃や道具(ホルスター等)はございません。各自ご準備願います。
警察による職務質問が大変多い地域です。ナイフや護身具等を携帯しないことはもちろん、行き帰りの服装等も充分考慮し、トイガンも弾やマガジンとは別にしてきちんとケースに入れる、等、万全の注意を払ってお越し下さい。



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Posted by Takeo Ishii at 23:09│Comments(0)映画レビュー
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